9月6日(土)、記念すべき第1回目の ALLEGRA ACADEMY を八海山麓マウンテンバイクパークで開催しました。
このイベントは、全国のマウンテンバイクパークやトレイルの維持管理を行っている方々に向けて、ALLEGRAの知識を共有し、コース造成・維持に役立つスキルや実践的な経験を学んでいただこくことを目的としています。
開催にあたり、八海山麓マウンテンバイクパークの五十嵐さんのご協力や集客のサポートが大きな力となり、「トレイルビルド」や「整備」に強い関心を持つ、経験豊富な方から初級者の方まで、幅広い層の方にお集まりいただくことができました。
午前中は実際にコースに入り、問題のある路面の修正を実施しました。
「なぜここが崩れるのか？」という視点から原因を探り、雨水の流れやブレーキングによる路面への負荷などをみんなで議論しながら、解決策を検討しました。
時間いっぱいまで作業は続き、参加者同士の活発なディスカッションと共に、手を動かしながら学び合う時間となりました。
午後は整備後のセクションを実際にテスト走行しました。
改善の効果はすぐに実感でき、参加者からも「走りやすくなった！」という声が上がりました。
その後の座談会では、映画『The Engine Inside』（Red Bull TVで視聴可能）を鑑賞。
世界各地で一人の挑戦がコミュニティを広げ、トレイル文化を根付かせていく様子を学びました。
アフリカやカナダなど、世界中で日本と同じように課題に取り組む人々がいることを知り、参加者にとって「世界とつながる視点」を得られる貴重な時間となりました。
ALLEGRAは世界中で活動しており、そのノウハウを共有できるのが大きな強みです。
日本で得られた経験が世界のどこかで役立ち、逆に世界の事例が日本に活かされる。そんな循環が生まれていくことを目指しています。
今回は会場の近隣だけでなく、遠方からのご参加をいただき、
全国のマウンテンバイク関係者の横のつながりが広がったことも大きな成果でした。
また、座談会へは地域の方やスキー場関係者、市の観光課の方々にもご来場いただき、マウンテンバイクやツーリズムについて質問や意見交換が行われ、新しい交流が生まれました。
イベントの最後はBBQをしながらリラックスした時間を共有しました。
和やかな雰囲気の中で参加者同士の距離はさらに縮まり、日本のトレイルビルディングコミュニティの熱意を強く感じることができました。
今回ご参加いただいた皆さんには、日本オリジナルの ALLEGRA ACADEMYワッペン をプレゼントしました。
ALLEGRA ACADEMYは今後も各地での開催を予定しています。
地域ごとの知見や経験を共有し合うことで、日本のトレイルシーンをさらに盛り上げていきたいと考えています。
開催にご興味のある方はぜひお問い合わせください。
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